世界の末端の個人事業主さえもテックジャイアントの動向とは無関係ではないという話。

私は写真複写の事業を営んでいます。具体的にはご家庭の紙焼きの古い写真やネガフィルムなどを複写することでデジタル・アーカイブ化する仕事です。災害などで写真そのものは無くなってしまってもクラウドに保存することでデータを残すことができます。また断捨離を迫られた時の選択肢としても有効な手段になると思います。デジタル化することで写真の中に残された瞬間や思いは失われずに済みます。

そのような稼業をしていながら、負担にならない程度の枚数であれば御自分で楽しみながらデジタル化するというのも一興なのではないかと思ってもいます。余計なお金を掛けることなく自前でできるのであれば、それに越したことはないと思います。そのようなことを考えながらスマホで手軽に、綺麗に複写できる方法を模索してきたのですが、最近一つの結論が得られました。

正直な話、私は仕事の経験上スマホのカメラを扱うよりファインダーのついた一眼カメラを扱うほうが手慣れています。そのせいもあってスマホカメラの扱いはむしろ得意ではなく老眼のせいもあって自分の指がうっすら映り込んでいても気付かないこともあります。それでも上手くいくアプリがあります。

誤解されると嫌なので先に言わせていただきますが、これは宣伝の類ではありません。私ごときがテックジャイアントが提供しているアプリの宣伝をしたところで誰得?という話でしかありません。

そのアプリはGoogleで配布している「フォトスキャン」です。

使い方も非常に簡単でアプリを起動して画面の指示に従ってスマホを操作するだけで綺麗に処理してクラウドに上げてくれます。私の仕事が手のひらのスマホ一台で完結してしまうという時代です。

自虐ついでに事業の先行きについてGoogleのAIであるGeminiさんに尋ねてみました。

仕事の将来性についての考察

私は写真複写を生業としていますが、最近の便利な複写アプリの登場により、この仕事が将来的に成り立たなくなるのではないかと危惧しています。この変化に対応するために、以下の点を考慮する必要があると考えます。

技術の進化と市場の変化

  • スマートフォンのカメラ性能向上や複写アプリの進化は、誰でも簡単に高品質な複写を作成できる環境を提供しています。
  • これにより、専門的な写真複写サービスの需要が減少する可能性があります。
  • 市場のニーズが変化し、より手軽で安価な複写サービスが求められるようになるかもしれません。

私たちの強み

しかし、専門的な写真複写には、アプリでは代替できない独自の価値があるはずです。以下に、私たちが提供できる価値を改めて明確にすることで、差別化を図るべきです。

  1. 高品質な複写技術: プロの技術と機材を用いた高品質な仕上がりは、アプリの自動処理とは異なります。
  2. 貴重な資料の取り扱い: 古い写真や貴重な資料の取り扱いには、専門的な知識と経験が必要です。
  3. カスタマイズされたサービス: 個々のニーズに合わせたきめ細やかな対応は、アプリでは提供できません。

今後の戦略

これらの強みを活かしながら、時代の変化に対応するための戦略を考える必要があります。

  • 専門性の強化: 特殊な写真や資料の複写技術を磨き、専門性を高める。
  • 付加価値の提供: 複写だけでなく、写真の修復やデジタル化、アーカイブなどのサービスを組み合わせる。
  • 新たな市場の開拓: 個人客だけでなく、企業や博物館など、専門的な複写サービスを必要とする顧客を開拓する。

まとめ

写真複写の仕事は、技術の進化により変化を迫られています。しかし、私たちの持つ専門性と独自の価値を活かせば、生き残る道は必ずあります。変化を恐れず、積極的に新しい技術を取り入れ、市場のニーズに応じたサービスを提供していくことが重要です。

このような指針を15秒ほどで示してくれました。

AIによって価値を失いつつあるものをAIの分析によって取り戻そうという試みには、ある種のマッチポンプ感があります。人間はAIを使って何をしたいのでしょうか。単なる時短、人減らし、といった”効率化”だけが結論ではなさそうな気もします。その本当の目的や意味を見極めないと生きていくのも大変な時代がもう来ているのかも知れません。

悔しいですが、このアプリの目指すところは記事の冒頭に書いた私の願うところを叶えることと違うものではありません。目的は一緒なので商売敵を紹介しました。これを読んだ皆さんも是非ともアプリを活用してくださればと思います。その上で手に余ると感じたり、「面倒くせえ」と心の声が漏れたときには「二十世紀写真工房」を思い出してください。

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