藻岩山(もいわやま)は、北海道札幌市の中心部から南西約5キロメートル(札幌駅の南西6km)に位置する標高531メートル (530.9m) の山。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
藻岩山のすぐ隣に円山という山があります。

本州に住んでいる人が見たら古墳と勘違いするのではないかと私は常々思っているのですが、それくらい唐突に幹線道路が走る市街地の一角と言えるであろう場所にポンと立ち上がっている小さい山が円山です。実は、その円山こそがアイヌ語で「モイワ」と言われていた山です。意味は「モ」=小さい、「イワ」=山。小さい山という見た目どおりの命名です。また「イワ」というのは単純に「山」という意味だけではなく、「神の住む処」という意味を持つ言葉の省略形ともされていて、アイヌ民族にとって神聖な山でありました。そして、聖なる場所というのは異なる文化であっても共通の聖性を感じるのでしょうか、今は北海道神宮があります。
さて藻岩山ですが、アイヌ語では「インカルシペ」。「インカル」=眺める、「ウシ」=いつもする、「ペ」=ところ。ということで山頂から札幌市街地の広がる石狩平野を一望できる。そんな場所であり、聖地の一つであったと言われています。
藻岩山頂からの一コマですが、木々の向こうのこんもりしたのが円山です。

では、なぜインカルシペがモイワになってしまったのか?
アイヌから聴き取り調査をした和人が聞き間違えるか何かをして、こうなってしまったというのが定説らしく、要するに、よくわからんうちに、このようになってしまっていたということです。何とも言い難い話でモヤモヤするばかりです。

一方、モイワであった円山は如何にして「円山」となったのか?
それはおそらく、山が円かったからなのだと思います。確かに円いので。ちなみに街中から見て、円山の裏手には「三角山」という山もあります。黒い猫だから黒猫みたいに、なんだか、とてもざっくりとしています。


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